日経225オプション取引にお勧めの証券会社

日経225オプション取引に適した証券会社は、現状は数社しかありません
以下に、お勧めの証券会社とその理由を述べたいと思います

オプション取引用の証券会社の選び方とスペックの一覧や詳細については、後述します

まずは、結論だけ
書きます(2019年11月時点)

●既に証券会社の口座があり試しにオプション取引をしてみようという方
どこの口座でもいいです。お勧めの証券会社でなくてもいいです。
先物オプション口座を追加して取引してみましょう。

●本格的に取引する方
・メインに利用する口座、RSSを利用する口座、予備口座を用意しましょう

メイン口座には、売りオプションの枚数制限が緩いSBI証券が特にお勧めです
デイトレ限定で証拠金が高くても良い場合は、 SPAN®完全準拠(後述)にこだわる必要はなく、証拠金の安さや発注機能で選ぶとよいと思います。

RSSを利用する口座は、実質手数料なしで使える楽天証券がお勧めですが、岡三オンライン証券のRSSは使いやすく機能充実なので手数料を問題視しないならこちらもお勧めします。
岡三RSSの無料条件は緩いので岡三をメイン口座とし岡三RSSを利用すれば、発注や建玉管理までEXCELでできてしまいます。
※RSSを利用する口座は、ボラティリティートレードをするなら必須ですが、そうでなければ必要ありません

予備口座は、たくさんあっても損はないです。まとめて作れば手間は少ないです。将来的に手数料が変更されたり、証拠金体系が変わったりするときなどに乗り換えができます。また、売り枚数を制限いっぱいまで使った時にも利用できます。また、ニュースが充実している証券会社やチャートが使いやすい証券会社などもありますね。

●大口取引の方
オプション売りの枚数制限を1000枚まで増やすことが可能で代用証券を証拠金に参入可能なカブドットコム証券がいいでしょう。
SBI証券岡三オンライン証券も大口に対応しているようです。
売り枚数制限が厳しくなった2011年の震災後に聞いた話では、カブドットコムは100万円入金毎に1枚増やせたようです。売り100枚以上に緩和してもらった知人が何人かいました。
インタラクティブ・ブローカーズ証券(IB証券)もお勧めです。
(売りオプションの枚数制限はおそらくないです。手数料も大口になればなるほど安いです。RSSのようにリアルタイムの情報取得もできます。私の知り合いも何人かは使っています。)

●参考 私が過去に使ったオプション口座
 SBI証券 →(手数料安いので)松井証券 →ジョインベスト証券→(岡三RSSを使う為)岡三オンライン証券→(震災でOP売りができなくなったので)SBI証券 
 楽天RSSは、ほぼ全期間利用していました

以下、先物オプション口座に関係する諸条件を記述しますが、証券会社側で更新されることがあるので古くなっている可能性があります。 最新情報については証券会社のホームページなどでご確認ください

お勧めの証券会社一覧 

2019/11/07時点

証券会社手数料(税抜)
売買代金に対して
最低手数料(税抜)SQ決済時手数料証拠金
SPAN®に準拠?
(新規/維持)
売りOPの枚数制限板発注
有無
RSS口座開設用リンク
SBI証券
詳細
0.2%
200円必要準拠(100%/100%)50枚
申請で増量可
複数有 SBI証券
アフィリエイト経由
楽天証券
詳細
0.18%180円必要準拠 (100%/100%)
先物両建ての割増あり
15枚楽天RSS
上限300銘柄
楽天証券
直接リンク
カブドットコム証券
0.2% 200円 必要 準拠(100%/100%)
先物両建ての割増あり
20枚
申請で増量可
複数有 カブドットコム証券
直接リンク
岡三オンライン証券
詳細
0.16%200円 不要 準拠 (120%/100%) 0枚
申請で増量可
複数有 岡三RSS
上限500銘柄
岡三オンライン
直接リンク
IB証券
詳細
0.06%~0.12%100円 必要 準拠+IB独自の割増あり無制限?詳細不明API有IBのサイトの右上
直接リンク

その他、オプション取引が可能な証券会社(証拠金がSPANⓇ対応していないのでスプレッド取引に不向き、など) 

2019/11/29時点

証券会社手数料(税抜)
売買代金に対して
最低手数料(税抜)SQ決済時手数料証拠金売りOPの枚数制限板発注
有無
RSS口座開設用リンク
GMOクリック証券税込 0.152%
税込 214円必要売りオプに対して計算プット5枚
コール5枚
複数有 GMOクリック証券
直接リンク
ライブスター証券 0.14% 100円デルタロングとショートを
別々に計算し大きい方
20枚 複数有 ライブスター証券
アフィリエイト経由
大和証券税込 0.187%110円必要 売りオプに対して計算 プット50枚
コール50枚
大和証券
直接リンク
マネックス証券 0.18% 80円 不要デルタロングとショートを
別々に計算し大きい方
10枚 複数有 マネックス証券
アフィリエイト経由
松井証券0.2%200円必要 SPAN® に準拠
東日本大震災の時に、強制ロスカットで訴訟に発展する問題があったのでお勧め枠にはしませんでした
20枚 複数有 松井証券
アフィリエイト経由

証券会社の選び方のポイント

●手数料
当然、安い方がいいです。
オプション取引に加えて先物取引をする場合は、先物、ミニ先物の手数料も確認しましょう。

●SQ決済時手数料
これが、馬鹿にならないです。
多くの証券会社の場合、ITMとなっている銘柄のSQ決済時に、手数料がかかります。
例えば、権利行使価格20,000円のコールオプションが、SQ値21,000円で決済された場合、0.22%の手数料がかかれば、1枚あたり2,200円のの手数料となります。10枚なら22,000円にもなります。
SQ決済時の手数料が必要な証券会社を使う場合は、SQ持ち込みをするかどうかをよく考えて実施するようにしましょう。
※よくある失敗:決済するつもりが、新規建てしまって両建てになってしまい、SQで消滅するだろうと思っていたものがITMになってしまった。手数料高額になり泣きます。気を付けましょう。

●証拠金
当然、安い方がいいです 。
余力が少なくなってくると、建玉の操作がやりづらくなってきます。

※以下、証拠金に関して長文の説明になっています。
口座を開設するだけならあまり関係ないのですが、本格的にオプション取引をする方には知っておいて欲しいです。
時間がある時に目を通していただければと思います。

証拠金の設定の仕方は、大きく2系統にわかれます。
SPAN®に準拠して設定される場合
SPAN®に準拠していない場合
スプレッドを使ったり、先物でのデルタヘッジを行う取引スタイルの場合は、SPAN®に準拠していることが必須です。
建玉の総数が数枚程度であればあまり問題視しなくてもいいのですが、取引量が膨らむと比較にならないほどの差になります。新規建ての時の証拠金はあまり変わらないのですが、維持証拠金が全然違うのです

SPAN ® の説明です
ものすごく大雑把にいうと、 過去の一定期間の変動実績から 現時点のポジション全体のリスクをを評価し、そのリスク分を証拠金とするものです。
詳しくは日本証券クリアリング機構のHPにある「SPAN®とは」を参照
もう少し簡略化した解説は私の以前のブログに書いています(リンク
さらに大雑把にした初心者向けの解説を別ページにしています「オプション取引とは? 日本一わかりやすい解説 その5 取引に必要な証拠金

SPAN@を使うかどうかでどのぐらいの差があるかの感覚をつかむため、先物の両建ての例で説明してみます。
先物の両建ては、ほとんどリスクがありません。これに、高額な証拠金が設定されるのは不合理だと思います。

まず、SPANのパラメータを、プライススキャンレンジ72万円、1ネットデルタあたりの商品内スプレッド割増額5万円とします。
※「商品内スプレッド」は「異なる限月のスプレッド」と同義です。
また、SPAN非準拠の場合は、先物1枚あたり証拠金72万円とします。

      \   証拠金のタイプ
   操作  \
SPAN®に準拠の場合先物1枚に対して証拠金がかかる場合
9月限先物1枚買い9月限先物1枚売り 新規建証拠金144万円 144万円
同上 維持証拠金0円 144万円
9月限先物1枚買い12月限先物1枚売り 新規建証拠金 144万円 144万円
同上 維持証拠金 5万円 144万円

上記表を見れば、一目瞭然です。リスクがほとんどないポジションの場合、SPAN®に準拠していれば証拠金は少しだけですが、準拠していない場合は新規建てと同様な証拠金がかかってしまいます。

さて、SPAN®に正式に準拠しているかどうかは、証券会社のホームページを見てもはっきりしない場合が多いです。
例えば、マネックス証券(2019/11/07現在)の取引ルールのページに下記の記載があります。
(SPANに基づき当社が計算する証拠金額×当社が定めた掛け目(※)) - ネットオプション価値の総額

どうですか?素人目には、SPAN準拠に見えると思います。
しかし、これは、我々が偽SPANと呼んでいるものです。
実は、この記述だけでは、判断がつかないのです。

マネックス証券の場合は、別のページにきちんとした説明がありましたので、SPAN®に準拠していないことがわかりました。
手短に説明すると、デルタロングの建玉のリスクと、デルタショートの建玉のリスクを、別々にSPAN方式で計算し、リスクの大きい方からネットオプション価値の総額を差し引いたもの、を証拠金としています。
ちなみに、先ほどの先物両建ての例でいうと、マネックスの場合は、維持証拠金が72万円となります 。

SPAN®に準拠しているかどうかかを証券会社に問い合わせて、きちんとした回答を引き出すのはなかなか困難そうです。
(例えばマネックスに普通に問い合わせると、「HPに記載のとおりです。つまり、 SPANに基づき当社が計算する証拠金額× ・・・)」、というような返事になりそうです)
SPAN®に準拠か偽SPANかは、正確な知識を持つ関係者に聞くか、あるいは自分で口座を開いて使ってみて判断するかが良いでしょう。

●売りオプションの枚数制限
制限が緩い方がいいでしょうが、資金力によると思います。
また、どういう取引をするかによって、欲しい枚数が変わってきます。
例えば1000万円の資金でデイトレをするなら、20枚も売り枠があれば十分でしょう。
しかし同じ資金で、バタフライ(スプレッドの1種)を組むなら、売り枠100枚ぐらいは消費できてしまいます。

●板発注の有無

スプレッドを組む、先物でデルタヘッジをする、裁定取引をする、などの取引をする場合、複数銘柄を同時に約定させる必要があります。その場合、複数の板を並べて発注できるツールがあるとやりやすいです。

●RSS
自作エクセルなどにIVやそのグラフを表示し、ボラティリティーを見ながらトレードするタイプのトレーダーにはRSSが必須です
楽天RSS岡三RSSかどちらかを導入しましょう。
最初は、無料条件が緩い楽天RSSの方がいいかもしれませんが、岡三RSSの方が機能充実です。
障害やサービス停止にそなえて、両方を持つのもありです。
ちなみに、楽天RSSは、300銘柄までしか表示できないのが残念なところです。
(オプションの銘柄は、それぞれの権利行使にプットとコールで×2になるのですが、例えば2019年11月限は76×2、12月限は110×2で、この時点で不足です、1月限やウィークリーもフルで表示させるなら岡三RSSの一択になります。)
国内の証券会社で個人向けにRSSのサービスをしているのは、この2社のみといっても差し支えないです。
IB証券もAPIを使って同様のことができるようですが、銘柄が50銘柄とか100銘柄とかで少ないと聞いています。ただ、裏技で増やす方法もあるようです。古い話なので事情は変わっているかもしれません。

証券会社の詳細

SBI証券
オプション手数料
SQ決済時手数料
日経225オプション (Weeklyオプション含む) :
売買代金の0.2% (税込0.22%)最低手数料 200円 (税込220円)
※新規建時、反対売買による決済時、SQ決済時(オプション取引の権利放棄、権利消滅を除く)
に対して手数料(税込)を徴収いたします
先物手数料
ミニ先物手数料
日経225先物 : 1枚につき250円(税込275円)
ミニ日経225先物 : 1枚につき35円(税込38.5円)
新規建て証拠金、維持証拠金必要証拠金 :(SPAN証拠金額×100%)-ネット・オプション価値の総額
維持証拠金 :(SPAN証拠金額×100%)-ネット・オプション価値の総額
売りオプションの枚数制限日経225オプション(※Weeklyオプション含む) : 50枚
※個別審査により 建玉上限枚数 の変更可能(上限不明)
板発注の有無取引ツール「HYPER SBI」にいくつかの形式の板発注がある。
マイ板は複数立ち上げ枚可能
RSSの有無
補足 「信用取引口座」もしくは「先物・オプション取引口座」をお持ちのお客様は、
投資に必要な情報収集から注文発注までを一貫して行うことができる
リアルタイム・トレーディングツール「HYPER SBI」が無料でご利用いただけます  
説明ページ
詳細のリンク 先物・オプション取引のサービス概要(基本サービス

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楽天証券
オプション手数料
SQ決済時手数料
日経225オプション (Weeklyオプション含む) :
売買代金の0.18%+消費税
最低手数料180円+消費税(1円未満切捨て)
※ 自動権利行使・権利割当は上記の手数料がかかります。
※ 自動権利消滅・権利放棄の場合は手数料はかかりません。
先物手数料
ミニ先物手数料
日経225先物取引 250円(275円)/枚
日経225ミニ取引 35円(38.5円)/枚(1円未満切捨)
※()内は税込金額
新規建て証拠金、維持証拠金 証拠金計算式:
SPAN証拠金額×当社が定める証拠金掛目-ネットオプション価値の総額+先物両建証拠金
※ 先物両建証拠金=(建玉枚数-ネットデルタの絶対値)×0.5×先物1枚当りのSPAN証拠金×当社が定める証拠金掛目
※証拠金掛目 は、新規、維持ともに1.0倍(2019/11/06現在)
売りオプションの枚数制限 買いは上限なし
売りは15単位まで
先物買建+先物売建+オプション売建の合計で415単位まで
板発注の有無
RSSの有無有(楽天RSS)  最大表示項目は300銘柄(10,000項目) 
補足最新ツール「マーケットスピード II」 では、先物・オプション・RSSが今は使えないですが、順次対応予定のようです。それまでは「マーケットスピード」を使います。
https://marketspeed.jp/ms2/?l-id=header-nav_ms2
詳細のリンク 日経225オプションの取引ルール/ご注意事項
株価指数先物取引の取引ルール/ご注意事項

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カブドットコム証券
オプション手数料
SQ決済時手数料
日経225オプション取引手数料:約定代金の0.2%最低手数料200円
※上記手数料に消費税が別途加算されます
※取引最終日までに決済を行わなかった場合、本質的価値を有していない銘柄(アット・ザ・マネー、アウト・オブ・ザ・マネー)については自動的に権利放棄となり、その場合の手数料は不要です。
※権利行使による決済で手数料等により決済がマイナスとなる場合には、マイナス分の請求は行いません。
先物手数料
ミニ先物手数料
日経225先物 :300円
日経225mini先物 :38円
新規建て証拠金、維持証拠金必要証拠金額 :SPAN®証拠金×100%-ネットオプション価値の総額
※SPAN証拠金の掛け目は、取引所の規制や指数の変動状況などを考慮のうえ、
原則100%~400%の範囲内で当社独自の判断により変更する場合があります。
両建取引拘束金: 両建総枚数×0.25×SPAN®証拠金
売りオプションの枚数制限 売建玉の上限枚数は
(日経平均VI先物の買建玉・売建玉とあわせて)
20枚 ~ 最高1,000枚 ※オプション口座開設当初は売建玉上限枚数を20枚で設定します。
板発注の有無 取引ツール「 KABUステーション」で、「発注パネル」10枚表示可能
RSSの有無
補足証拠金に代用証券が使えます
証拠金 代用掛目
・現金100%
・株券 前々営業日の最終価格(気配)の原則70%
※銘柄ごとに個別の代用掛目が設定される可能性があります。
・投資信託 前々営業日の基準価額の70%
詳細のリンク先物・オプション取引 商品概要
先物・オプション取引 取引ルール(先物・オプション取引)

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岡三オンライン証券
オプション手数料
SQ決済時手数料
日経225オプション( 税抜(税込):上限 ): 売買代金の0.16%(0.176%)最低手数料200円(220円)
取引最終日まで保有し、SQ値により決済(権利行使および権利行使の割当)した場合、手数料はかかりません。
先物手数料
ミニ先物手数料
日経225先物 通常取引コース ( 税抜(税込):上限 ): 300円(330円)
日経225mini 通常取引コース ( 税抜(税込):上限 ): 40円(44円)
新規建て証拠金、維持証拠金発注必要証拠金: 通常取引コース =(SPAN証拠金額×1.0(※1) - ネットオプション価値の総額
最低維持証拠金 最低維持証拠金=(SPAN証拠金額×1.0(※3))-ネットオプション価値の総額
※1指数またはプライス・スキャンレンジの変動状況によっては、
発注必要証拠金を計算する際のSPAN証拠金額に対する掛目を引上げることがあります。
※3最低維持証拠金を計算する際のSPAN証拠金額に対する掛目について
当社の任意で引上げることができるものとします。

掛目(2019/11/7現在) 新規120%、維持100%
売りオプションの枚数制限オプション取引の売建玉における建玉上限枚数は0枚(※3)
※3日経225オプション取引(売建)の建玉上限枚数につきましては、
お客さまの資産状況等により当社が定める枚数に引上げることが可能です
建玉上限枚数の引上げを希望されるお客さまは、
先物・オプション取引口座のお申込時にご選択いただくか
当社コールセンターにお電話にてお申込みください。
板発注の有無取引ツール 「岡三ネットトレーダープレミアム」で、複数板を立ち上げ可能
RSSの有無岡三RSS 最大銘柄数500(×複数ログイン)
有料(無料条件有)
詳細→ 利用料金・利用期間
補足
詳細のリンク 先物・オプション お取引ルール
先物・オプション 手数料

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IB証券 以下、日本国内口座
オプション手数料
SQ決済時手数料
日経225オプション (マンスリー)
月中取引枚数           固定型       ボリューム割引型
1~1000 枚目まで         約定代金× 0.12%  約定代金× 0.12%
1001 枚から 10000 枚目まで   約定代金× 0.12% 約定代金× 0.10%
10001 枚から 20000 枚目まで   約定代金× 0.12% 約定代金× 0.08%
20000 枚超           約定代金× 0.12% 約定代金× 0.06%

最低手数料100円、上記手数料に加え、外部諸経費として、取引所手数料0.05%、
クリアリング手数料0.005%が課金されます。
※権利行使及び割り当てに際しては1枚あたり6bps(最大420円/枚)が掛かります。

日経225オプション(ウィークリー)
省略します
先物手数料
ミニ先物手数料
日経225先物(N225)、日経平均VI先物(NKVI)
固定型 400円 変動型 100円~280円
日経225先物ミニ(N225M)
固定型 40円 変動型 10円~28円

期日日に反対売買によって強制的に決済される場合においても手数料(Fixed/Tiered)が掛かります。
証拠金IB証券のHP上では、次のように説明されています。
追加証拠金モデル
弊社ではまたマージン口座に対し、割増しの必要証拠金を適用します。
ひとつの口座における2つの最大ポジションとその原資産のデリバティブが、
+/- 30%のスキャン範囲内の最悪シナリオを使用して再評価されます。
残りのポジションは+/-5%の変動に基づいて再評価されます。
割増しの必要証拠金が標準規定による必要証拠金を上回る場合には、
割増し必要証拠金が新規に計算され口座に適用されます。

私が過去に調べた時には、このように説明されていました。
SPAN証拠金を計算する際の16のシナリオに以下の4つのシナリオを追加して算出。
 ①原資産30%下落&IVが(ボラティリティスキャンレンジ分:以降()内省略)低下、
 ②原資産30%下落&IV上昇、
 ③原資産30%上昇&IV低下、
 ④原資産30%上昇&IV上昇
合計20のシナリオを用いてSPAN同様な計算をしたものがIBの証拠金
ちなみに、私の前ブログでSPANについて簡単に説明しています →コレ

正確な情報を取得したい場合は、IBに問い合わせるのがいいでしょう
補足 国内の一般的証券会社とは多くの違いがあります、例えば
・口座の維持に費用がかかる
・マーケットデータの購読に費用がかかる
・両建てができない
・証拠金が不足すると建玉がリアルタイムで順次決済されていく
などなど
詳細のリンク 日本国内口座

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